2018年4月12日木曜日

【牙ガイ】俺のガイトが男の子の訳が無い!【バディファイト二次小説】

■あらすじ
牙王君がガイト君のおっぱいを揉む話です。

▼この作品はBlog【逆断の牢】、【pixiv】、Fantia【日逆孝介の創作空間】の三ヶ所で多重投稿されております。
※注意※2017/06/30に掲載された文章の再掲です。本文も後書も当時そのままになっております。

■キーワード
バディファイト 未門牙王 黒渦ガイト 牙ガイ コメディ ギャグ 人格崩壊 腐向け

Pixiv■https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8359355
Fantia■https://fantia.jp/posts/11406

■俺のガイトが男の子の訳が無い!


「最近、ガイトが女の子に見えて仕方なくてさぁ」

牙王に相談に乗って欲しいと言われて話を聞いていた爆とくぐるは、顔を見合わせて改めて牙王に向き直った。
「じゃあおっぱいが有るか触って確認してみたらどうだ?」
「爆君、何でそんなストレートに犯罪行為に走らせるの?」くぐるの腕が爆の首を絞め落としに掛かった。
「そうだぜ爆~、幾ら俺でもガイトのおっぱいを触る勇気は無いぜ~」苦笑を浮かべる牙王。
「いや何でもうガイト君におっぱいが有る前提で話が進んでるの?」頭の上の疑問符が溢れ返って幾つかポロポロ落ちて行くくぐる。「ガイト君、どう考えても男の子だから! おっぱいも無いから!」
「そうだぜ牙王。俺達はガイトを男の子だと確信している訳だから、ガイトのおっぱいに触れても“別にお前が女の子だと思っておっぱいを触った訳じゃないから許してくれよな!”って冗談で済ませられるだろ?」したり顔の爆。
「セクハラを正当化してる風にしか聞こえないんだけど?」爆の首を絞め過ぎてくぐるの腕が赤黒く変色し、爆の首が変な方向に曲がり始めた。「そういうのは直接ガイト君に聞けばいいでしょ!? って言うかガイト君男の子だから! 何度も言うけど!」
「そうだな、こういうのは直接聞いた方が早いよな!」がたっと立ち上がる牙王。「ちょっとおっぱい揉んでくるぜ!」
首が変な方向にねじ曲がって泡を噴いてる爆と、爆の首を絞めたままのくぐるは、互いに白い目で牙王を見送るのだった。

◇◆◇◆◇

「おっ、いたいた! ガイト~!」
「ん?」
ガイトを見かけるなり、牙王はダッシュでガイトに駆け寄ると、そのまま背後に回り込み、ガイトの胸に手を当てて、揉み始めた。
「……何の真似だ?」
怪訝な声に、牙王はガイトの胸から手を離し、感触を確認するように空を揉むと、「いやー、そのな、」とポリポリ頬を掻く。
「何か、最近ガイトが女の子に思えて仕方なくてさ、おっぱいが有るのか確認したんだけど、ガイトおっぱいねえし、やっぱり男の子だったんだな!」
爽やかな笑顔で告げる牙王に、ガイトは呆れ果てた表情を浮かべる。
「それで俺の胸を揉んだ訳か……」はぁーっと重たい溜め息を吐き出した後、牙王に背を向けるガイト。「……ばか」
背を向けて駆けて行くガイトの後姿――耳まで真っ赤になっている顔を見た牙王は、爽やかな笑顔を貼りつけたまま、ゆっくりと己の両手を見下ろした。
「……もしかして、貧乳だったのか……?」
全身が燃え上がるような興奮を覚えた牙王はその日、中々寝つけなかったそうだ。

【後書】
思春期かよ! ってお話が急に綴りたくなりまして。原因はTwitterに投稿された断さんのイラストです。「鉄のちくわ食ってるのか?」発言からこんなお話を妄想する辺り、思考回路があちこちショートしてる感は否めませんがそんな感じデース!
更に恐ろしい事に続きが有るんだなぁ。近日公開予定! お楽しみに!

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