2018年4月13日金曜日

【牙ガイ】俺のガイトが男の子の訳が無い!その2【バディファイト二次小説】※再掲

■タイトル
俺のガイトが男の子の訳が無い!その2

■あらすじ
牙王君がガイト君のおっぱいを見る話です。

▼この作品はBlog【逆断の牢】、【pixiv】、Fantia【日逆孝介の創作空間】の三ヶ所で多重投稿されております。
※注意※2017/07/01に掲載された文章の再掲です。本文も後書も当時そのままになっております。

■キーワード
バディファイト 未門牙王 黒渦ガイト 牙ガイ コメディ ギャグ 人格崩壊 腐向け

Pixiv■https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8360810
Fantia■https://fantia.jp/posts/11436


■俺のガイトが男の子の訳が無い!その2

「あれ以来さ、ガイトがもう貧乳の女の子にしか思えなくてムラムラが止まらないんだ」

真剣な表情で爆とくぐるに相談に来た牙王に、爆は真剣な表情で、くぐるは白目を剥いて応対していた。
「ほ、本当に揉んだんだ……しかもまだ女の子だと思ってるし……」頭を押さえて頭痛を堪えるくぐる。「だからね牙王君? ガイト君は男の子だよ? 貧乳じゃなくて、無いの。分かる? 私のおっぱい揉んでみる?」
「いや! 俺にはもうおっぱいを揉む程度では性別を判断できないんだ!」ダンッと机を叩く牙王。「どうやってガイトを男の子だって証明したらいいんだ!」
「俺に名案が有る」スッとサムズアップする爆。「プールに行けば全ては解決するぜ、牙王!」
「プール……? プールに行ったら、何が分かるんだ爆……?」降臨した神様でも観るかのように爆を見上げる牙王。
「――そうよ! 爆君、ナイスアイディア!」パチンッと手を合わせるくぐる。「プールに行けば一目瞭然じゃない! ガイト君、水着姿で現れるのよ!? それを観れば、男の子か女の子かなんて、一発じゃない!」
「な、なるほどな! 爆、お前やっぱ天才だったんだな……!」爆に手を合わせる牙王。「じゃあ早速ガイトをプールに誘ってくるぜ! ありがとな!」
二人に手を振りながら教室を後にする牙王を見送った爆はボソリと呟いた。
「くぐるのおっぱいには、見向きもしなかったな」
「……それは言わなくていい」
ギリギリと爆の耳を引っ張る、赤面したくぐるなのだった。

◇◆◇◆◇

「プールにやってきたぜ! ガイトはまだかな……」
プールの一角でソワソワとガイトの登場を待ち侘びている牙王に、声が掛かった。
「牙王、待たせたな」
「ガイト!」
振り返ると、海パン一枚のガイトの姿が有った。
牙王はまじまじとガイトの肢体を見つめ、顔がどんどん充血していく。
「な、何をじろじろと見てるんだ」恥ずかしそうに背を向けるガイト。
「い、いや、お前それはヤヴァいだろ!!」咄嗟に持っていたタオルをガイトに掛ける牙王。
「は? 何の話だ?」不思議そうにタオルの間から牙王を見やるガイト。
「おっぱい丸出しで出てくる奴が有るかよ! 俺が隠してやるから、早く着替えてこいって!」顔を真っ赤にして、ガイトにタオルを被せる牙王。「恥ずかしくて見てられねえよ!」
「なっ、きっ、貴様、一体俺のどこを見て……っ!」かぁーっと顔が真っ赤になっていくガイト。「け、けだもの……っ」
パタパタと牙王のタオルを羽織ったまま逃げ去っていくガイトを見送った牙王は、プールに入った訳でもないのに目が充血していた。
それから牙王は、あまりの興奮に寝つけない日が三日続いたと言う。

【後書】
思春期牙王君第2弾です。小学生ってこんな感性でも普通ですよ! 逆にKENZEN!
と言う訳で昨日もこっと思いついた短編はこれにて一旦閉幕です。またぽこっと思いついたら続きを綴り……これ続けていいんだろうか?w ともあれ次回をお楽しみに!

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