2018年5月3日木曜日

【浮世のカルデア事情】第6話「正装」【FGO二次小説】

■あらすじ
砂落浮世(サラク・ウキヨ)と言う人間らしい人間のマスターがいるカルデアの物語。コメディタッチに描いたFGOの二次小説です。
※改題前:人理改竄系カルデア

▼この作品はBlog【逆断の牢】、【ハーメルン】、【Pixiv】の三ヶ所で多重投稿されております。

■キーワード
FGO Fate/Grand Order コメディ ギャグ マシュ・キリエライト 織田信長


Pixiv■https://www.pixiv.net/series.php?id=923944
ハーメルン■https://syosetu.org/novel/146108/

■第6話

■第6話「正装」


「よもやここまで精進するとはな……この信長、そなたを見縊っていたようじゃ。どうした? 近う寄れ。夜は長い、共に天下を語り合おうぞ!」

どうも、先輩のお供サーヴァント、マシュです。
今日はノッブこと、ノブノブ殿……じゃなかった、織田信長さんが最終再臨を果たしたところを先輩と一緒に迎えました!
第一特異点も攻略せずひたすらイベントを回り続けた結果、ノブノブ殿が最終再臨を果たせたのは良い事です! 人理焼却なんて知ったこっちゃないです! 
と、ノブノブ殿の劇的進化に歓喜の声を上げていたわたしですが、先輩からどうにも声が聞こえません。もしかして感動のあまり死んだ……?
「何じゃ? わしの見目麗しさに言葉を失くしてしもうたか?」ノブノブ殿がニヤニヤとマスターの顔を覗き込んでいます。
「いや、あの、待って、あの、待って、」先輩が珍しく狼狽えています!「ノブノブ殿アレなの? 最終再臨したら、裸マントになるの?」
……いやあの、わたしもそれは思いましたけど、それは触れちゃいけない所のような気がするのですが……
確かにノブノブ殿は裸マントの出で立ちでそこに立ち尽くしています。大変な所が露わになっているのですが、お構いなしです。
「どうじゃ、カッコいいじゃろう!」ふふーんと鼻高々に自慢げなノブノブ殿です。「イベント鯖は最終再臨して初めて見栄えも良くなると言うものじゃ!」チョットナニイッテルノカワカリマセンネ。
「まじか……じゃあノブノブ殿、その、裸マントでも全く恥ずかしくない、と?」先輩、ノブノブ殿の局部をガン見し過ぎです。
「おうとも! これこそが正装じゃからのう!」かっかっかーっ、と声高らかに笑い飛ばす剛毅なノブノブ殿もノブノブ殿です。
「……」先輩、ノブノブ殿の局部を見過ぎです。「……やべぇな、理性飛びそう」飛ばないでください。
「……いや、そこまでガッツリ見られたら、こう、何じゃ。流石に変な気分になるのう……」突然もじもじし始めるノブノブ殿ですけど、今更では??
「……」先輩、ノブノブ殿の局部から視線を離してください!!
「……お、おう……」ノブノブ殿ももう何か居た堪れなさを感じているようです!「マスター、そなた……自分に正直過ぎじゃろ……」
「だって! 少女の局部が! こうも露わになってる事なんて、そうそう無いよ!?」突然先輩が鼻血を垂らしながら熱弁を始めました!「児ポが黙っちゃいないよこんなの!! こんないたいけな子の!! 局部が!! 観放題なんだよ!?!?!」先輩! もう擁護不可の領域に足を踏み込んでいますよ!!
「……」
メチャクチャ恥ずかしそうにノブノブ殿は服を着て、その後最終再臨の姿でカルデアを歩く事は無かったのでした。
あと先輩が後ほど、ジャンヌさんとマルタさんのダブル聖女にボロカスになるまで説教されてました。いい気味です。

【後書】
FGOの世界では織田信長さんの事を「ノッブ」と呼ぶのが通例みたいですけれど、どうしても「ドリフターズ」の「ノブノブ殿」と言う言い方が好き過ぎ侍でな…※軽率に設定改竄侍
と言う訳でノブノブ殿ですが、確かわたくしが初めて本格参戦したイベントの報酬鯖で、頑張って最終再臨&宝具Lv5にした、思い出深い鯖だったりします。喋り方がなー、最高よなー(頷く仕草)。
ちょっとBlogのお引越しなどしてた影響で更新が滞っておりましたが、今後は思い出したようにポツポツ投稿して参りますので、またのんびりお付き合い頂けますと幸いです~! それでは次回、第7話!「腐れ縁」…らんらん♪ お楽しみに!

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