2018年9月19日水曜日

【FGO二次小説】『【腐向け】リンリンズが同人誌を作る話。』

こんにちは。断です。
今週は土曜日更新じゃないです。毎週これくらい余裕を持ちたいです。

それとは全く関係ありませんが、追記には「リンリンズが同人誌を作る話」を載せます。

※腐向け。
(ぐだ男くんが腐男子で弓槍&黒弓狂王思考であるため、そういう単語は出て来ますが、当人たちが付き合っている描写はありません)
※人格崩壊。
※リンリンズしか出てこない。
※サバ☆フェスのルルハワが舞台。
※セリフだけの台本SSです。

以上が苦手な方はご注意ください。

あらすじ
マスター「黒弓狂王が読みたい」

登場人物(クー・フーリンのみ)
槍→ランサー
術→キャスター
プ→プロト
狂→オルタ

術「お前ら、同人誌作るぞ」
三人「!?」
槍「え、いきなり何言ってんだ?」
プ「そも、どうじんしって何だよ」
術「サーヴァントにとって1ミクロンも知る必要のない書物だ」
プ「なんでそんなもん作ることになったんだ?」
槍「俺たちゃ羽伸ばしにハワイに来たはずだろ?」
術「令呪」
槍「いい加減マスターに真っ当な令呪の使い方教えてやれよ」
術「教えたからこうなってる」
プ「曲解されすぎたのか、キャスターの教え方が下手くそすぎたのか」
狂「無意味だ」
術「とりあえず、だ。マスターの指示である以上、俺たちはその馬糞の足しにもならねえ意思に従わなけりゃならねえ」
プ「嘘だろバカンス楽しみにして来たのに」
術「マスターにも事情があるらしくてな、『クフニキたちもこの苦労を味わって』云々言ってたから、半ば八つ当たりみてえなもんだ」
槍「八つ当たりに令呪使うんじゃねーよ」
術「そう教えたはずだが」
プ「やっぱ教え方が悪かったんじゃね? 俺が直談判してきてやるよ」
術「やめろ死ぬぞ」
プ「どういうことなの???」
術「今のマスターは一人で第六特異点を制覇しそうな覇気を纏ってた」
槍「一般人の領域を軽く超越してるんだけど」
術「まぁ俺だって命令された時はホテルごとマスターを燃やそうかと思ったけどな」
プ「キレ方が尋常じゃないレベル」
槍「沸点0度かよ」
術「ハワイのパンフレット渡されて、『これで許して』って言ってきたから、まぁ、観光の合間に作れってことかと受け取って部屋に戻ったんだ」
槍「お前チョロ過ぎじゃね???」
術「そしたらパンフ捲る度にいつ描いたのかアーチャーとランサーのイチャコラ1P漫画を毎ページ挟んできやがった」
槍「」
プ「師匠の修行ばりに恐ろしいことしてきやがる」
狂「無意味だ」
術「俺はそんな風に導いた覚えはない!!!」
プ「オカンしっかり」
術「最近キャスママって呼ばれるのに抵抗感がなくなってきた自分が怖ぇ」
槍「オカンしっかり」
プ「お前立ち直るのはえーな」
術「話を戻すが、俺たちはマスターの要望通りの同人誌を作らなねえといけなくなった」
槍「おう。もうここまで来ると腹くくるしかねえな。で、どんな要望だよ」
術「マスター曰く『俺って一応未成年で? でもお年頃で? でもR18は買えなくて? でもチラーっとくらいそういうアレも読んでみたくて? だから丁度R15くらいの本が読みたいなー?』だ」
プ「絶妙なお年頃だな」
槍「じゃあよ、可愛い嬢ちゃんとか綺麗な姉ちゃんとかの写真集を作るのはどうだ? マスター喜ぶんじゃねえか? 俺らも楽しいしな。一石二鳥じゃね?」
術「肖像権的にアウトだし、もう一つとんでもねえ条件が付いてる」
プ「何だよ」
術「黒弓狂王であること」
槍「は?」
術「エミヤオルタとオルタがイチャこいてる作品であること」
プ「いきなりハードル高くなったな」
槍「待て待て、マスターってそっち系だったか? さっきも俺と弓兵との理解しがたい漫画を挟んできやがったとか言ってたが……、マスターって野郎同士がイチャこいてる作品を見て興奮すんのか?」
術「そうみたい」
プ「めっちゃ他人事」
術「とにかく、写真集がNGである以上、あとはイラスト集か漫画か小説かエッセイくらいしか選択肢がねえわけだが」
槍「お前やたらと詳しいな?」
術「森の賢者なめんじゃねえ」
槍「森全然関係ない」
プ「でも結構選択肢の幅あるな。どうするんだ?」
術「ここに絵心のあるヤツなんざいねえしな。知的なクー・フーリン代表のブレーンである俺が、ある程度現実を誇張した感じの小説を書けばいいかと思ってる」
プ「こんなポンコツブレーン見たことない」
術「炙られてえのか?」
槍「さっきからオルタが息をしてねえんだが」
狂「無意味だ」
プ「息を吹き返したかと思ったら無意味だbotに戻ってる」
術「オルタ、お前普段からエミヤオルタとどんな会話してんだ?」
狂「覚えてねえ」
槍「お前の方が!?」
プ「きっと向こうのオルタも覚えてねえよ」
術「何かなかったのか? こう、マスターの心臓を鷲掴みにしてそのまま停止させるような感じのやり取りは」
プ「なんで最終的にマスター殺す方向になってんだ?」
狂「…………特にねえから、今から殺り合ってくる」
術「待て、流血沙汰にはならないようマスターからキツく言われてる」
プ「あたりめーだろキツく言われなくても最低限のルールは守れよ」
槍「キャスターお前さっきホテルごと燃やそうとかほざいてた癖に」
プ「もはや知的でも何でもない」
狂「それで、俺はどうすればいい。愉悦は捨てた身だ。やれることは限られているが」
プ「オルタが一番物わかりのいいキャラになってる」
槍「無意味だbot卒業おめでとさん」
術「そうさな……。オルタはエミヤオルタと行動を共にしろ。あいつもハワイに来てるからな。別にずっと引っ付いてろとは言わねえから、何かしらアプローチをかけてこい。戦闘以外の、だ」
狂「了解。首から上を手土産に持ってくる」
術「俺の話聞いてた?」
プ「俺は何をすればいいんだ?」
術「プロトはオルタたちを始終観察してその様子を逐一俺に報告しろ」
プ「マジかー心労で座に還っちまうかもしれねえ」
術「お前フレポで出るだろ」
プ「身も蓋もない」
槍「俺は?」
術「ランサーは何か知らんが本編に出番があるらしいから、ある程度は自由にさせろと言われてる。だからお前は適当にオルタたちをけしかけに行け。合間に表紙に使えそうな風景写真を撮って来い。俺はお前らの情報を元ネタに、このホテルに籠ってひたすら原稿を書く。以上。解散!」

――そして、地獄の七日間が幕を開ける……。

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