2019年6月6日木曜日

【浮世のカルデア事情】第17話「モーさんはね、嬉しくなると、ついヤッちゃうんだ☆」【FGO二次小説】

■あらすじ
勘違いof貞操。

▼この作品はBlog【逆断の牢】、【ハーメルン】、【Pixiv】の三ヶ所で多重投稿されております。

■キーワード
FGO Fate/Grand Order コメディ ギャグ モードレッド

Pixiv■https://www.pixiv.net/series.php?id=923944
ハーメルン■https://syosetu.org/novel/146108/
■第17話

第17話「モーさんはね、嬉しくなると、ついヤッちゃうんだ☆」


「おうマスター。今晩一発ヤラせろよ」

 どどどどうも、モードレッドさんの突然の爆雷発言に心臓が口からサヨナラバイバイしてしまったマシュです!
「え~? またぁ? 別にいいけどぉ」先輩!? 先輩の貞操もサヨナラバイバイしちゃってるんです!?
「せせせ先輩!? 私の目を掻い潜ってモードレッドさんと、あの、その、そういう関係に……!?」動悸と眩暈と吐き気と高熱と他諸々の症状が飛び出て不覚にも全身が爆発寸前です!!
「そういう関係って……まぁ、私の体目当てだもんね、モーさん」ふわわ、とまるで何事も無かったかのように応じる先輩が最早狂気の沙汰ーんです。
「まぁな! マスターの体との相性はバッチリだからなオレ! 何度も貫いてるし!」モードレッドさんの台詞が私の思考を粉々にしていきます!
「ななな、何度も、つつつ、貫いてる……つつつ、つまり、モードレッドさんは、その、アレですか、刺す方……なんですか……??」自分でも何を訊いてるのか分からなくなりつつあります。
「あん? そりゃ刺すだろ。ずっぷりと。奥深くまで」おうふ……言葉が……ツッコミの言葉が出てきません……
「まじで痛いからやめてほしいんだけどね~。モーさんすぐヤりたがるからさ~偶に体を貸してあげてる訳よ」台詞がガンガン頭を滑っていきます……
「…………そ、そう、です、か……」よろよろと立っているのもしんどさマックスです……「い、いつの間にそんな……貞操ガバガバの関係に……?」
「は? 貞操って何の話だ?」「何で貞操??」モードレッドさんと先輩が不思議そうに私を見ています……?
「あ、あれ……? では今、何のお話をされていたのですか……??」もう訳が分からないよ! と顔に塗りたくる私です。
「何って、宝具だろ宝具。いやほらさー、シミュレーションだとどうしてもさー物足りなくてさー。生身の人間にぶっ放したいじゃん。クラレント・ブラッドアーサー」
「そうそう。モーさんが誰でも良いからオレの宝具を受けろーって喧しいからね。渋々私が受けてる訳さ」
 間。
「……えーと、」あまりに訳の分からない話過ぎて、訳が分かりません……「何で先輩は無事なんです??」仮にも宝具受けて何で生きてるんです??
「そりゃー……何でだろ」不思議そうに小首を傾げる先輩です。
「そりゃー……何でだ?」不思議そうに小首を傾げるモードレッドさんです。
 互いに小首を傾げた状態で見つめ合っていましたが、「まいっか~死なないし」「まぁいいじゃん、こいつ死なねーんだし」と笑い合って、それで話は終わりみたいです。
「……先輩、もしかしなくても、人間じゃないですよね?? 私、今までずっと人間だと信じてましたけど、人間じゃないですよね???」
 我慢できずにツッコミを入れると、先輩は「人間だよ!! どこからどう見てもノーマルオブノーマルのヒューマンだよ!!」とツッコミを返されましたけど、ノーマルオブノーマルのヒューマンは一発でも宝具受けたら蒸発すると思うんですよね……
 その後、先輩の謎が深まりかけていた私でしたが、或る時先輩の部屋にパラケルススさんが来訪した瞬間を目撃して、怪しげな薬を飲んだ先輩が無数に分裂し始めたのを見て、何かもう、この世界は滅亡待ったなしなんじゃないかなって思わずにいられませんでした……

【後書】
モーさんなら絶対にやる奴(確信)。
と言う訳で推し中の推しであるモードレッドことモーさんのお話でした(^ω^) も~あらゆる要素が好き過ぎて好きなんです…(蕩け顔)
実際モーさん、何だかんだ言いながら貞操にそんな抵抗無い気がします(失礼千万)。ついR-18掌編綴るくらいのぱっぱらぱーの私のお脳の仕業です…ッ!
何か二夜続けての更新になりましたけれど、次回はたぶん当分先なんじゃないかなーどうかなーって感じです! 次回もお楽しみに~♪

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