2019年9月7日土曜日

【浮世のカルデア事情】第20話「黄金と太陽がめそめそ帰る話」【FGO二次小説】

■あらすじ
賢ちゃんとファラおじさん。

▼この作品はBlog【逆断の牢】、【ハーメルン】、【Pixiv】の三ヶ所で多重投稿されております。

■キーワード
FGO Fate/Grand Order コメディ ギャグ キャスギル オジマンディアス

Pixiv■https://www.pixiv.net/series.php?id=923944
ハーメルン■https://syosetu.org/novel/146108/
■第20話

第20話「黄金と太陽がめそめそ帰る話」


「マシュ~、助けて~助けて~」

 どうも、先輩の金貸し係のマシュです。今、謎のラスベガスっぽい特異点に来ているのですが、先輩の金の無心が止まりません。
「先輩、先ほど貸した百万QPはどこに消えたんです……?」
「百万QPなんて一瞬だよ一瞬! だからはい! 次の百万QP!」てへぺろ顔で手を差し出してくる金の亡者に言い知れぬ恐怖を感じてる後輩イズわたしです。
「ん? 何だ雑種、金に困窮しておるのか?」
 賢王様こと、ギルガメッシュ王が装いも夏にしてやってきました!
「あー、賢ちゃんじゃんヤッホー」先輩の頭の高さはキリンレヴェルです。
「我まさかの賢ちゃん扱いなの??」ギルガメッシュ王もあまりの不敬のレヴェルの高さに若干バグってますね……「雑種よ、黄金と言えば我、我と言えば黄金であろう!」それもどうなんですかね賢王様……
「そうじゃん! 賢ちゃん金持ちだったねそう言えば! あんまりにもフレンドリーだからそんな感じなくなってたわ!」
 賢王様がめそめそしながらどこかに立ち去っていきました……
「あれ? 何で賢ちゃん喧嘩にぼろ負けしたみたいに半べそで帰ってったの?」先輩ほどのマスターになると、英雄王ですら泣かすんですね……
「見ていたぞドブネズミ!」この声はオジマンディアス様です!「黄金のを泣かして帰すとは呆れ果てて腹筋が七回転半するレヴェルだぞ!」お腹ねじ切れてませんかファラオ様???
「あ~! ファラおじさん! ファラおじさんじゃーん! ヤッホー!」この先輩、不敬スキル極め過ぎでは??
「うん、あのなそこのドブネズミ。余の事をそこまで不敬を極めに極めた不敬されるとな、うん、流石に怒髪天を通り越して無になる」オジマンディアス様の目が虚空に……
「えっ、ファラおじさんも金貸してくれるの? あくしろよ、こっちは早くカジノ堪能したいんだよぉ!」
 オジマンディアス様がめそめそしながらどこかに立ち去っていきました……
「あれ? ファラおじさんも帰っちゃった。も~どうしたらいいの!?」
 先輩が狂気の沙汰マシーンだと判明したわたしは、ルーラーのジャンヌ・ダルクさんとマルタさんを呼びつけて、耐久説教マラソンを先輩に実施してあげました。
 ギルガメッシュ王とオジマンディアス王が、紅閻魔さんの経営してる小料理屋でいじけてる姿を発見しましたが、流石にそっとしておきました……

【後書】
「最近日逆の新作読んでない!」と友達に言われて「っしゃぁ書こ!」ってなった割にネタが無かったので捻り出した奴です!w
 ウチのカルデアの鯖って大体何かしら惨たらしい扱いを受けているのですが、この二人は呼び名からしてもうアレな奴です(笑)。
 ところでカジノイベント面白かったですね! 水着鯖0騎フィニッシュでメソメソする寸前でしたが、最後にJさんが来てやったぜヒョァーッてなっておりました!w
 いい加減賢ちゃんの霊衣も開放してあげたいネー…!w

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