2020年5月4日月曜日

【浮世のカルデア事情】第23話「ヒヒン」【FGO二次小説】

■あらすじ
「ヒヒンって言った……!」

▼この作品はBlog【逆断の牢】、【ハーメルン】、【Pixiv】の三ヶ所で多重投稿されております。

■キーワード
FGO Fate/Grand Order コメディ ギャグ 赤兎馬

Pixiv■https://www.pixiv.net/series.php?id=923944
ハーメルン■https://syosetu.org/novel/146108/
■第23話

第23話「ヒヒン」


「先輩! 新たな英霊がカルデアの召喚に応じてくれました!」

どうも、先輩から馬車馬のようにこき使われてるマシュです。絆が欲しい絆が欲しいと言われて最近恐怖味を感じています。
そんな中、このノウムカルデアに新たな英霊がいらっしゃったので、早速先輩にお話をしに来た訳です。
「えー、言うてアレでしょ? 低レアなんでしょ? ★3とかなんでしょどうせ」
マイルームでお茶菓子をポリポリ食べながらスマホゲームに勤しんでるマスターがいて良いんでしょうか。いや、いてはなりません。
ともあれ先輩はやる気が無い感じで、見向きさえしません。低レアって言わないでほしいですよねほんと。
「今回召喚に応じた方はアレですよ、とても声が良い!」
「声が良い……!」ガタァ、と重力を感じさせない動きで立ち上がる先輩がホラーです。「声が良い低レア……!」低レア言うな。
「ご紹介します! こちらへどうぞ!」ササッと場所を譲ると、ぱからっ、ぱからっ、と、その方は現れました!
「貴女が私のマスターですか?」
「……!」先輩の眼が見開かれました!「……馬……!」
「何と? 私は馬ではありませんよ。ヒヒン」
「ヒヒンって言った……!」先輩の眼が開いたままです!
「おっと、名乗り遅れましたね。私は呂布、サーヴァント呂布です」
「呂布……! 呂布って、馬なのマシュ……!?」先輩が盛大に混乱してます!
「えぇと、彼は赤兎馬さんと言って……」何から説明したらいいのか……
「赤兎馬って、馬なの……!」先輩、知識無さ過ぎ説が出てきました。
「なんと、もしや呂布を知らない?」赤兎馬さんが不思議そうに顎に手の甲を添えます。「私が呂布です」説明投げ過ぎでは??
「呂布……! もしかして名字が赤兎馬で、名前が呂布なの……!?」そんな英霊知りませんよ私。
「赤兎馬さん、先輩が混乱してるのでその辺で……」こほん、と咳払いします。「彼は赤兎馬さんと言いまして、呂布さんが駆る馬……ですね」
「つまり私は呂布です。ヒヒン」赤兎馬さんが私の説明を無駄にしました。
「つまり呂布は馬……!?」先輩が私の説明を無駄にしました。
「彼は赤兎馬です! 呂布ではありません!!」
「何を言うのです! 私は呂布です! 馬ではありません!!」
「つまり赤兎馬は呂布ではなく、ヒヒン……!?」
「何も噛み合わないいいいい!!」
その後、赤兎馬さんが赤兎馬さんである説明を五時間ほどしましたが、全て無駄になったので彼は呂布で馬で赤兎馬でヒヒンと言う事になりました。ヒヒン。

【後書】
何かもう半年以上ほったらかしになってました。ヒヒン!
も~ずっとゴタゴタしてる感じですが私は元気です。無知無知です。
と言う訳で赤兎馬さんでした! 一昨年まで遡る子ですが、登場時のインパクトが陳宮さん含めて最強of最強でしたね…!w
そのうち陳宮さんの話とかも綴ってみたいですね…! そのうちね…! んではこの辺で! しーゆー!

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